最近の教育界ではイジメの問題が大きく取り上げられていますね。
サッカーの現場でも、子どもの中には自分の思い通りにならないことで友達にあたってしまうこともあります。
あたられた側は傷ついてしまい、イジメの構図が出来上がってしまう訳ですが、小学生の年代では心理的に他人を思いやるよりも自己優位性(優越感や自尊心)を満たす方が先にあります。
また、もしこう言ったら相手はこういう風に傷つくだろうという仮定の思考も12歳ぐらいで出来てくるとも言われています。
よく子どもは正直で残酷だと表現されますが心が育つまでは、大人が自尊心をシッカリ認めてあげて人を思いやれる余裕を持たせてあげたり、相手の気持ちを考える手伝いをしたりしないといけませんね。
サッカーは手ではなく、わざわざ失敗しやすい足で行うミスの競技です。
そしてチームメンバーのミスをどれだけカバー出来るかの助け合いの競技。
スポーツだけど、友達関係など日常に還元できることがたくさんあります。
集団競技ならではの人間関係を体験していって欲しいです。
さて、今回の練習メニューです。
U7
①アップ
ボールを色々な動作をしていきます。小さいうちはボールが上空から降ってくるのは怖さが強いので、ワンバウンドキャッチで慣らしてから顔より高い位置のボールをキャッチするような動作に移って行きます。
②ボールタッチ
一定の枠の中でドリブルしながら、コーチの足にボールを当てます。
出来てきたら、今度はコーチの股抜きを狙っていきます。
前回よりたくさん得点出来たかな?
③ボールキープ
一人一つの転がったルーズボールをまずはキープ。
ボールを取ったら、すぐにドリブルして的に向かってシュートします。
出来てきたら、友達とスピード競争、ボール一つを二人で取り合うなどレベルを上げていきます。
④シュートゲーム
複数のコーンをドリブルでよけてから、指定のゴールへシュート。
今回は、コーンに当たったらシュートせずにやり直しの設定です。
ゆっくりでもいいのでボールを確実にコントロールしてみましょう。
⑤ゲーム
U10
①アップ、ドリブル練習
②パス練習基礎
パスをした後、必ずパスを出した相手の後ろまでダッシュします。
足を止めずに動くこと、パスを出した足で次の一歩を踏み出すことで攻守の切り替えが早くなります。
③パス練習応用
パスのレーンを3箇所作ります。
パスを出した後、どのレーンに並んでも良いことにします。
しかし、周りをよく見ないと人のいないレーンが出来てしまいます。
皆で助け合いながらパスが続くようにしていきます。
④2vs2
ディフェンスは一定の距離までしか移動できません。
シュートコースを塞がないとオフェンスは直ぐにシュートを打てます。
ディフェンスはポジショニング、オフェンスは直ぐにシュートを狙うこと、そしてロングシュートの練習です。
ロングシュートを打てない時は、ディフェンスを崩してからショートレンジでのシュートを狙います。⑤ゲーム
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