2013年2月28日木曜日

2月26日練習

こんばんは、オブリガードサッカースクールコーチの後藤です。

子ども達を見ていると、ふとサッカーをずっと続けていってくれるかな~と思うことがあります。
コーチとしては彼らがプロになったり世界の舞台に立ってくれることを願っていますし、プロでなくても大人になったときに一緒のピッチでボールを追いかけられたら嬉しいです。

最近では、サッカーの知名度が上がり、フットサルコートの施設が充実してきたことで、生涯スポーツとしてのサッカーが注目されています。
私の周りにも、30代40代でフットサルを始めた人がいます。
50代のプレイヤーと一緒にサッカーをしたこともあります。

サッカーは激しいスポーツという印象があると思います。
けれど、ラリーを続けなければならない競技に比べ、体力がなくても、極端な話パスを回せば出来るのがサッカーです。

そして、サッカーほど点の入らないスポーツも珍しいと思います。
これは単純な体力や能力の足し算ではなく、弱いチームでも戦い方次第で勝てる可能性があることを表しています。

子どもたちに生涯サッカーを楽しんでもらうためにも、基礎と考える力を学び取ってもらえる場を作れたらと思います。

さて、今回の練習メニューです。


U7
 
①アップ
コーンを飛び越えたり、色々なステップでよけてダッシュしていきます。

②ドリブル練習
ジグザグドリブルでコーンにボールが当たらないように進んでいきます。
コーンの間隔を変えることで、ドリブルに緩急を付けてもらいます。


③パス練習
2人1組でコーンの間をパス交換していきます。
蹴る人は相手の取りやすいボール(つま先ではなくインサイドで蹴ること)。
もらう人は待っている間、足踏みして動ける体制を取っておきます。

④キープ練習
1対1でボールを奪い合い、キープします。
相手の足を蹴ったり、服を引っ張ったりしてはいけませんが、相手とボールの間に強く体を入り込ませることが必要です。

 
⑤シュート練習
サイドからのパスをダイレクトシュートします。
高学年の先輩がキーパーをしてくれましたが、圧倒されずに強いシュートが打てたかな?
 
⑥ゲーム
キープ練習で課題になっていた、強いサッカー。
ボールを取られたら直ぐに取り返す気持ち、ドリブルで突破を挑む気持ち、体だけでなく強い気持ちを持って試合をしましょう。

U10

①ボールキープ
一人一つのボールを保持し、ドリブルをしながら他の人とぶつからないように、ボールコントロールします。

人とぶつかったりボールが出ないようにするために、立ち止まっている子もいますが、それなら家にいても出来ます。
30%以上の力でドリブルし続けることを約束にして体を動かしていきます。

②リフティング練習
テストデーなので、合格のためにリフティングをしながら次の練習へと移ります。

③フェイント練習
置かれたコーンをディフェンスに見立ててフェイントを仕掛けます。
たくさんボールに触るほど上手くなれます、近道はありません。
 
④1vs1
ディフェンスの行動範囲を限定した1vs1ドリブル突破練習です。
ディフェンスは早いアプローチでボールを取りにいかないと、行動範囲を限られているのでボールを奪えない範囲にドリブルされてしまいます。

⑤ゲーム
3チームに分けて、ノックアウト方式で負けたチームが入れ替わっていきます。
待ち時間は各チーム自由練習です。
私のチームではシュートが課題に上がったのでセンタリングシュートをしました。


⑥リフティング
テストは、緊張と疲れは試合に挑むのか、出来ることを考えていけるようにしましょう。
そして、テスト用紙の管理も大事ですね。
またどうしても「なくしちゃった」「忘れた」という子がいます。
起きてしまったことは仕方がないので、その後どうするかという相談の形でコーチに話しかけるように促しています。

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2013年2月20日水曜日

2月19日練習

こんばんは、オブリガードサッカースクールコーチの後藤です。

先日、アンプティサッカーをされている方やアンプティサッカー日本代表キーパーコーチの方と一緒にボールを蹴って来ました。

アンプティサッカーというのは、下肢切断で杖をつきながら片足でするサッカーです。
杖をつくので、グラウンドは杖が滑るところでも芝が深すぎて引っかかるところもNGです。
また、競技人口から一緒に蹴れる人を探すのも一苦労です。

そんなアンプティサッカーの会場として、さぎぬまフロンタウンも使われています。

この日も雪と小雨が降る中でのスタートでしたが、コート環境は他のコートに比べてとても良い状態だと感じます。

サッカーが出来る場所があること。
一緒に蹴る仲間、そして対戦相手がいること。
協力してくれる家族がいること。

これらに感謝できて、始めてサッカー選手だと思います。
スポーツに礼儀が大切なことを改めて感じました。

さて、今回の練習メニューです。


U7
 
①アップ
コーンを色々なステップでよけてダッシュしていきます。
横向きダッシュは前を向いてしまう子もいますね、徐々にできるようになりましょう(^^)

②ドリブル練習
ジグザグドリブルでコーンにボールが当たらないように進んでいきます。
ボールを触る場所、スピードなど一つずつ課題を増やしていきます。

③パス練習
2人1組でコーンの間をパス交換していきます。
蹴る人は相手の取りやすいボール(つま先ではなくインサイドで蹴ること)。
もらう人は待っている間、足踏みして動ける体制を取っておきます。

④パス練習2
2人1組でコーンの間をパス交換していきますが、今度は一箇所ではなく移動しながら行います。
③の約束はそのままに、パスを出したらすぐに次の場所を探して移動します。

⑤キープ練習
1対1でボールを奪い合い、キープします。
キープしながら、複数のコーンをドリブル通過していきます。


⑥シュート練習
サイドからのパスをダイレクトシュートします。
この日はいつもと反対側からのパスにも挑戦してみました。

⑦ゲーム
ミニゲームではそれぞれに自分の得意なことを発揮しているのがわかります。
ディフェンスに張り付いている子もいます。
相手ゴール前で待っている子もいます。
パスをもらうために人のいない所へ行く子もいます。
パスカットを狙っている子もいます。
まずは自分の出来ることからはじめて、どんどんプレーの幅を拡げていきましょう。

U10

①アップ
ダッシュ!


②ボール出し
一人一つのボールを保持し、ドリブルをしながら他の人のボールをコートから出すのが目的です。
ボールを出された人はそのままディフェンスに入ります。

③ジグザグドリブル&シュート並べられたコーンに当たらないこと。
スピードを上げること。
単純な練習のなかにも自分の目標を持てる人は上手くなりますね(^^)

④ドリブル競争

ジグザグドリブルのコースを二つ用意します。
スタートの合図でそれぞれのコースから一人ずつドリブルし、シュートを先に決めた方の勝ちとします。
ドリブルコースを指定したり、シュートコースを指定することで難易度を上げます。
⑤ドリブル競争2
ドリブルコースはそのままに、ディフェンスとキーパーをつけます。
スピードと正確さに加え、駆け引きも必要になってきます。

⑥ゲーム
毎回違うメンバーに分かれてゲームをしています。
メンバーを強くして勝つことを考えると、チーム決めの時点で試合が決まってしまうことになってしまいます。
その時のメンバーでどうやったら勝てるか、考えて試合に望めば勝てる可能性がグッと上がります。
普段の試合でもメンバーは変えられません、その中でどうやってチームで戦うか、どうやって自分は試合に挑むのか、出来ることを考えていけるようにしましょう。



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2013年2月14日木曜日

2月12日練習

こんばんは、オブリガードサッカースクールコーチの後藤です。

この日は帰りの電車でスクール生と一緒の車両で鉢合わせました。

見ると、子供用の携帯でメールを打っているようでした。

時代が変わると子どもの持ち物も変わりますね。
連絡の取れる利便性や、GPS機能などで場所が分かり安心など、色々と理由があるのでしょう。
 
しかしながら、テクノロジーの進歩で物がハイテク化しても、使う人間はいつの時代も同じです。
使いこなせなければ、弊害もあることは誰しもが懸念していることではないでしょうか。

それぞれの環境や背景によって是非はあると思います。
皆がOKでも、家のルールというものもあります。
全てを統括する答えのない問題ですが、誰のためのルールなのか?
子ども達にとって何が良いことなのか?
その視点で常に考えていきたいですね。

さて、今回の練習メニューです。

U7
 
①アップ
コーンを踏まないようにジャンプしながらダッシュします。

②ドリブル練習
ジグザグドリブルでコーンにボールが当たらないように進んで、コーチとワンツーパスをします。
スピードが上がっている子を見ると成長を実感します(^^)
③パス練習
2人1組でパス交換します。
今回はコーンの間を通す課題を付けました。

④キープ練習1
コーチにボールを取られないようにドリブルします。
ドリブルはたくさん並べられた目標のコーンを通過すると1点もらえるルールです。
ボールコントロールと、コーチや友達とぶつからないように周りを見ることとを同時に行います。
 
⑤キープ練習2
1対1でボールを奪い合い、キープします。
キープしながら、④と同様に目標のコーンを通過していきます。


⑥シュート練習
ドリブルやキープ練習を活かして、ディフェンスをかわしてからのシュートを行います。
なかには最初からディフェンス役のコーチを避けるようにドリブルする子もいますね。
そうすると進行方向にディフェンスは立ちふさがります、そうしたらどうするか?
徐々にディフェンスをかわす動きになっていきます。

⑦ゲーム
今回はコーチもゲームに混ざっての試合です。
大人相手でも遠慮することなくぶつかっていく経験は、近い年代の年上にも負けない気持ちの強さにつながると思います。

U10

①アップ
ダッシュやボールを使った準備運動。

 ②8の字リフティング置かれたコーンを8の字に進んで行きます。
進む際はボールを落とさないようにリフティングで行います。
 
③8の字ドリブル
②のドリブルバージョンです。

周りの人に負けないように速いスピードでドリブルできるように頑張っていこう!

④フェイントドリブル
コーンをディフェンスにフェイントドリブルの練習です。
対面で友達もドリブルしてくるので、対人ディフェンスのプレッシャーも感じてもらいます。
⑤ワンツードリブルパスのもらい手が、右か左かへ動き自分の受けたいパスの方向を要求します。
パスの出し手は、要求に合わせてパスを出してワンツーを完成させます。

⑥ゲーム
色々なポジションで見える景色を体験してみましょう。

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2013年2月6日水曜日

2月5日練習

こんにちは、オブリガードサッカースクールコーチの後藤です。

寒い日や温かい日が交互にやって来る今日このごろですが、体調管理は大丈夫でしょうか?
練習後に上着を忘れていく子もいますし、防寒をしないまま帰ろうとする子もいます。
中には面倒だと、かたくなに絶対長ズボンは履かないという子もいます。
そして、風邪でお休みの子も出ています。

けれど、体験しないと分からないことがあります。
わたしも、何度も風邪を引いてきて、体は苦しいし約束は守れなくなるし、サッカーもできない状態を体験してきました。

虫歯なんかもそうですね。
体験しないと、歯磨きの大切さが分からない。

大人は体験してきているので、子どもが苦労する前に予防してあげたい気持ちが湧くのは当然だと思います。
けれど、何で良かれと思っているのに分かってくれないんだ!と悩んでも、子ども達には通じません。

サッカーの練習中も、パスが欲しい子がやみくも「ヘイ!ヘイ!」と声を出すけれど、周りにディフェンスが沢山いることがあります。
「パスもらう場所はそこでいいの?」と聴くと「いいの!」と言うのでパスを出すとディフェンスに囲まれてボールを取られます。
そして、考え出します。
取られないために次はどうするか。

なんども繰り返さなければ気づかない時もあります、そんな時は助言の方法を変えたりもします。
けれど最終的に行動を選ぶのは本人です。

そんな体験を通して、人の助言も大事なんだな~という価値観も持ってもらえたらと思います。

さて、今回の練習メニューです。
U7
①アップ
コーンを踏まないようにジャンプしながらダッシュします。
②ドリブル練習
ジグザグドリブルでコーンにボールが当たらないように進んでいきます。
慣れて来たら、コーチとワンツーパス。
そしてシュートまで行なっていきます。
③パス練習
2人1組でパス交換します。
お約束は、足踏みと、相手の取りやすいボールを出すことです。

④キープ練習
1対1でボールを奪い合い、キープします。
以前は決められたコートの範囲から出てしまうことが普通でしたが、少しずつコートの範囲を意識している様子です。

⑤シュート練習
センタリングの横からのゴロボールを、走り込んでダイレクトシュートします。

⑥ゲーム
同じルールとメンバーでも、毎回ゲーム展開や盛り上がりが違うのは不思議ですね。
それだけ、一人一人の技術の成長や動きの変化、そして気持ちの上下がスポーツには反映されるということなのでしょう。
その中で、いかに最高の自分を出せるか、毎回が真剣勝負です。

U10

①アップ
ダッシュ、ボールを使ったレクリエーションなど、動ける準備をしてきます。

②フェイントドリブル
基本となるフェイントの練習です。

体に染み付いた動作が、試合でとっさの時に出てきます。

③パス練習
3対1でパス回し。

3人でパスを回す時には三角形を作ることがポイントです。
ボール保持者以外の2人はパスの通しやすい場所へ移動してみましょう。
何回パスが通せたかな?

④シュート練習
背後からのスルーパスをダイレクトシュート。

シュートする時は右か左か指示が出るので、即座に判断してコースを狙いシュートを決めます。

⑤ゲーム攻めだけで、ディフェンスに戻って来ないケースがあります。
サッカーは色んなポジションを行き来するのも楽しさの一つです。
ディフェンスからゲームを支配して作っていけることができるのは、日本代表の選手でも長友選手や内田選手が体現しています。
色々なポジションで見える景色を体験してみましょう。

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