2013年3月28日木曜日

3月26日練習

こんにちは、オブリガードサッカースクールコーチの後藤です。

今日は複数の子供と同時に向き合うことについて。

いつも、平等に接してあげたい一方で、その場その場でしなければならない事もあります。
永遠に時間があれば待ってあげられることも、次にしなければならないことがどうしてもあります。

そんな中で、平等に接してあげられないことへの罪悪感やジレンマが生まれます。

先生やコーチといった職に就いている人は誰しもがぶつかる壁だと思います。

親御さんの中でも兄弟姉妹がいるご家庭では起こりうることではないでしょうか?

けれど、大人は完璧ではありません。

いつも平等だという態度をとっても、子供達は敏感に大人の本音を見抜きます。
いつも平等であるという無理な態度よりも、自分に正直にある方が子どもとの信頼関係を深めるそうです。

私もコーチをしている中で、子どものご機嫌取りになってしまったと反省することがあります。
それよりも、コーチも子供達と一緒にサッカーを楽しんでいる時の方が良い練習を行えていると実感します。

さて、今回の練習メニューです。


U7

①アップ
コーンを飛び越えるなどステップとダッシュで運動機能を刺激します。

②ドリブル練習
ダッシュしたコースを今度はドリブルで進んでいきます。
コーチとワンツーして、ゴールまで駆け抜けます。

③1vs1
2人1組でボールを奪い合います。

勝った人同士でまた対戦、負けた人もリベンジ出来るように頑張ろう!

④パス練習
2人1組でボールをパス交換します。
パスするときは、ステップしてボールをもらえる大勢を取っておくこと、そして相手の取りやすいパスを出してあげることです♪
⑤シュート練習
横から転がってくるボールを強くシュート!
ボールを蹴れるようになってきたら、今度はコースを狙ってみましょう。
 
⑥ゲーム
ボールがコートから出たらコーチのパスからスタートします。
このルールにもだいぶ慣れてきたようで、みんな攻守の切り替えがとても早くなってきました!
 
⑦リフティングテスト
テストが成功しなくて悔しい思いをすることがあります。
練習の時は出来たのに、、、と悔し涙することもあります。
それだけ、真剣に頑張っている姿を見ると、コーチも上手くなって欲しいと心から思います。
一緒に頑張ろうね!

U10

①ボールコントロール
各種ボールタッチを行います。

②ドリブル練習
ジグザグドリブルとシュート。
そしてワンツーパスを含めたドリブル練習へと移っていきます。

③ゲーム
3チームに分けて、3分の1コートサイズでのゲームです。
勝ち残りで試合を進めていきます。
どうやったら勝ち続けられるか、また連勝チームを倒せるか。
休憩時間で作戦会議です。


④リフティングテストテストにチャレンジする時は、失敗するリスクも同時にあります。
まずは、緊張するけれどチャレンジしたことが素晴らしい態度です。
しかし、ルールを守らずにテストを受けようとする子もたまにいます。
失敗が悔しい気持ちは分かりますが、せっかくのチャレンジ精神が意味を持たなくなってしまいます。
テストは一回勝負、その中で頑張りましょう!
 
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2013年3月22日金曜日

3月19日練習

 
 
こんばんわ、オブリガードサッカースクールコーチの後藤です。
今日はレッテル貼りについて。


大人でも子供でも付き合いが長くなると、「この人はこういう人」という認識前提での付き合いになりがちです。

それは、心理的には当然のことで毎回初対面の心理状態では疲れてしまいますし、慣れ親しんでこそ阿吽の呼吸といった連係プレーも生まれます。

ただし、マイナスイメージを貼り付けてしまうと、その子の伸びしろを活かしきれないことが起きかねません。

心理学で「ピグマリオン効果」という教育現場の実験がありました。
担任の先生に知能指数の高いと伝えられたクラスと低いと伝えられたクラスで、学力を追跡調査したところ知能指数の高いと伝えられたクラスの成績が伸びたそうです。
けれど実際には事前に知らせた知能指数の高い低いとは関係なく無作為に選ばれたクラスだったというオチです。

子供たちの可能性を信じていると、想像以上の力を発揮してくれることがあります。
レッテルを貼ることなく、無限の力を引き出してあげたいものです

さて、今回の練習メニューです。

 


U7

①アップ

②ドリブル練習
四角いコースやジグザグコースをドリブルします。
うまくコースを回れたら、スピードアップ、コーンにぶつからないようにする、コーンを大回りにならず小回りで回る、といったようにステップアップしていきます。

③ドリブル練習2
コーチにボールを取られないように周りをみながらドリブルします。

そして逃げる側から、追う側へと役割交換して、ボールをコーチに当てるゲームを行います。 

④1vs1
2人1組でボールを奪い合います。
勝った人は、コーチとも対戦します。
 
⑤1vs1(2)
ミニコートにボールが転がってくるので、それを二人で取り合い目的のゴールへとシュートします。
ゴールが難しくても、まずはボールを取ること、ボールに向かってスタートダッシュをすることなど、できることからやっていきましょう!
 
⑥シュート練習
この日は長身の松島コーチがキーパーに入りました。
膝をついてのキーパーでしたが、それでも中々シュートが決まらない\(゚∀゚ )/
上手くなって、松コーチからゴールを奪おう!


⑦ゲーム
⑤の練習とどうように、ゲーム中も点数を決めるのは難しい時があります。
まずはドリブルしてみる、パスをしてみる、ボールに触る、止まらずに走ってみる等々。
止まってしまうと何も起きませんが、少しでも動けば何かが変わります。
 

U10

①アップ
ボールの取り合い。
自分のボールコントロールをしながら、周囲へも気を配る。

②ミニゲーム
最初はフリールール。
段階的にドリブル課題を追加したり、タッチ数を制限するなど難易度を上げていきます。

③ドリブル練習
三箇所の島を渡っていくドリブル練習です。
島と島の間にはディフェンスがいるので、取られないように様子をみたりフェイントをかけていきます。
④パス練習
3と同じく、島と島の間をパスして渡っていきます。
ボールの軌道がそれないように、正確にパスを出しましょう。
島と島の間に立っているコーチを股抜きしてパスしていきます。
 
⑤ゲーム
ハットトリックを決めた子がいました。
日頃の練習が実を結ぶ嬉しい瞬間ですね。
もっと難しい練習課題を用意して、もっと上手くなってもらいましょう(^^)/
次の練習も皆の成長が楽しみです!
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2013年3月13日水曜日

3月12日練習

 
こんにちは、オブリガードサッカースクールコーチの後藤です。

子ども達の素直な発言ってイイですよね。

時々失礼な物言いをしたりしてハラハラさせられることもありますが(汗)

今回、髪の毛を短くして子供たちの前に現れたら、「モヒカンだ~」「違う人みたい」「イニエスタに似てるね」などなど思い思いに、笑いも交えながら感想を言ってくれました。

素直に気持ちを表現してくれるのは、信頼関係の裏付けでもあり嬉しいものです。
これが出なくなったときは、関係性に赤信号が灯っているかもしれないので要注意です。

えてして、大人の目線で「いい子」であることを子どもに求めがちです。
しかし、子供からしてみれば、「自分らしくいてはいけない」「大人の言ういい子にならなければ愛されない」という受け取りになりかねません。

まずは「素直な子」でいてくれたらいい、自分らしく思うように生きていて受け入れられるというベースの感覚が健やかに強く生きられる心を育みます。
もちろん、良いこと悪いことを教えなければなりませんが、このベースなしには笑顔がどんどん奪われてしまいます。

君は君らしくしていていい、君の考えを聞かせてくれてありがとう、君の存在を尊重します。
ただ、この場では相応しい行動や発言がある、これは約束して欲しい、理解してくれてありがとう。


そういう関係でありたいです。

さて、今回の練習メニューです。



U7
 
①アップ
コーンの間を走って通過していきます。
出来てきたら、ボールを手で持って落とさないように走ります。

 
②ドリブル練習
ジグザグドリブルでコーンにボールが当たらないように進んでいきます。
当たらないようになってきたら、時間制限を付けてスピードアップを目指します!

③ドリブル突破練習
ディフェンスをかわしてドリブルで進む練習です。
コーンと人ではかわす間隔も感覚も全く違います、どんどん慣れていきましょう。
 
④パス練習
2人1組で向かい合いパス交換します。
蹴る人は相手の取りやすいボール(つま先ではなくインサイドで蹴ること)。
もらう人は待っている間、足踏みして動ける体制を取っておきます。
 
⑤シュート練習
サイドからのパスをダイレクトシュートします。
タイミングを合わせないと空振りしてしまったり、シュートがあっちこっちへ飛んでいってしまいますね。
最初はゆっくり転がってくるボールから始めましょう。
 
⑥ゲーム
体験生もいたのですが、先輩の中にはすっかりお兄ちゃんな子もいますね。
初参加の子をフォローしながらサッカーをしていました。
こういう体験は学年で仕切り、同じタイミングでクラスが始まる教育機関とは違う貴重な体験だと思います。

U10

①ドリブル練習基礎のドリブル練習です。
欠かさずやることで、徐々に上達します。

途切れさすことなく継続していきましょう。

②ボールキープ
2人で一つのボールを取り合います。
最初は相手から逃げるようにドリブルしてのボールキープが多いですが、慣れてきたら逃げずにキープしたりかわしたりできるようになっていきましょう。

③フェイント練習
置かれたコーンをディフェンスに見立ててフェイントを仕掛けます。
たくさんボールに触るほど上手くなれます、近道はありません。
④1vs1
ディフェンスの行動範囲を限定した1vs1ドリブル突破練習です。
ディフェンスは早いアプローチでボールを取りにいかないと、行動範囲を限られているのでボールを奪えない範囲にドリブルされてしまいます。

⑤ゲーム
見る位置によって、子ども達の良いところも変わってきます。
いつもはキーパーをしているので後ろからの位置で声かけをしています。
今回はピッチのサイドから声かけをしていたところ普段とは違うシーンを見ることができました。
見学するときも、色々な位置に移動して、時に遠くから、時に子どもの目線に近いところでゲームの行方を感じてみてください。
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2013年3月7日木曜日

3月5日練習

こんばんは、オブリガードサッカースクールコーチの後藤です。

スポーツの世界ではゾーンと言われる感覚があります。

スポーツ選手が最高のパフォーマンスを出せる状態の事を言います。
その状態では、次のプレーが予知できてしまったり、周りがスローモーションで見えたりします。プロスポーツ選手でも年に数回あるかどうかと言われていて、要は雑念のない空っぽの状態です。

子ども達も無邪気な姿を見ていると、空っぽの状態に近いように思えますね。
その一方で、常に色々な情報に右往左往してしまう未発達な心でもあります。

子ども達がサッカーに集中できるよう、なるべく心配事などは取り除いて上げたいと思います。
そしていいプレーが自信になり、次のプレーに集中できる循環が本人の中で育てばどんどんプレーの安定感は増していくでしょう。

他にも、勉強の集中力などにつながっていくと更にいいですね(^^)


さて、今回の練習メニューです。




U7
 
①アップ
今回は円形に並べられたコーンの周りをダッシュやドリブルしました。
直線や直角の動きだけでなく、ななめに体を動かすことも良い刺激になります。
 
②ドリブル練習
ジグザグドリブルでコーンにボールが当たらないように進んでいきます。
ドリブル後はコーチが高く投げ上げたボールをトラップします。
よーーーくボールを見ることが肝心です。
 
③キープ練習
1対1でボールを奪い合い、キープします。

相手が変わると、背格好やキープの仕方が違うので自分のやり方も工夫しなくてはうまくいきません。
色々な人と対戦していきましょう。
 
④1vs1練習
2チームに分かれて、それぞれ1列に並びます。

呼ばれた番号の人がコートに出て1vs1を行い、シュートを決めた方の勝ちです。
何番が呼ばれるか集中して、先にボールを取れるようにしましょう。
⑤シュート練習
サイドからのパスをダイレクトシュートします。
サイドネットを狙うことと、強いシュートを打つこと、少しずつ両方できるようにしていきましょう。
 
⑥ゲーム
キープ練習で課題になっていた、強いサッカー。
ボールを取られたら直ぐに取り返す気持ち、ドリブルで突破を挑む気持ち、体だけでなく強い気持ちを持って試合をしましょう。

U10

①アップ
一人一つのボールを保持し、ドリブルをしながら他の人とぶつからないように、ボールコントロールします。


②ジグザグドリブルシュート練習
2列で同時スタート。
どちらが早くシュート出来るか競争です。

③フェイント練習
置かれたコーンをディフェンスに見立ててフェイントを仕掛けます。
得意なフェイントを伸ばし、不得意なフェイントは出来るようになっていきましょう。
④1vs1
ディフェンスの行動範囲を限定した1vs1ドリブル突破練習です。
ディフェンスからオフェンスへのパスでスタートするので、相手をドリブル突破する前のトラップが重要になります。
ファーストコントロールで勝負が決まることはサッカーでは多いので、ここを雑に行わないことが成長のポイントです。

⑤4vs1
パス練習ですが、ボールに触れる回数を制限しています。
トラップの方向、身体の向き、パスの精度が大切になります。
 
⑥ゲーム
今回はコーチもピッチに入って子ども達とプレーをしました。
個々の能力が本当に育っていると感じますね。
コーチも負けないように練習しなくちゃ!



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