2012年9月26日水曜日

9月25日練習

こんにちわ、鷺沼校コーチの後藤です。

涼しい気候になってきたので、水分補給回数が減り練習も中断が少なく出来るようになってきました。
この日も、練習中に子ども達に水が欲しいか確認して聞いてみても、大丈夫だと答えが返ってきました。

小学生ぐらいの集中力はその内容や体力を使うかどうかにもよりますが、5分・10分・15分~1時間程度。
小学校の授業も一コマ1時間は超えません。

いかに集中して楽しい時間があっという間に過ぎる様な感覚で練習していってもらうか、コーチ陣も日々考えています。

複数の子ども達を見ていると、集中力のある時とない時が子ども達それぞれに違います。
その理由は、ものごとへの興味関心、騒がしさを好むか好まないかなど個性によって異なります。

この子は集中力のない子と決めるのではなく、どんなことに対して集中力を発揮するのか、個性を見つめていけたらと思います。

さて、今回の練習メニューです。

U7
①アップ


座った姿勢から、寝転がってなど色々な状態から「よーいドン」
スタートダッシュを身につけよう!

②ボールタッチ
ジグザグドリブルの練習です。
まずはボールなしのステップから、ボールあり、そしてコーンにぶつからないようにとレベルを上げていきます!

③ボールキープ
1VS1でボールをキープ。
ポイントはサンドイッチ。

相手とボールの間に自分をサンドしましょう。
皆が好きな具材はハムでした(^^)

④ゲーム
4vs4の試合です。
この年代はまだボールに集中してしまい、パスが出ないことや敵味方関係なくボールを取りに行ったりすることもありますが、その点は成長していけば分かって来ます。
勝ち負けにこだわらずサッカーを楽しんでいるか見ています。

⑤リフティングテスト
家で出来たら合格にしても良いかという質問がありましたが、本番で力を発揮すること、プレッシャーに負けずに練習の成果を出すことも狙いです。
もし家で練習する時には、テスト用紙とは別に合格印を用意するなど出来たことを認めてあげてください。


U10
①アップ、ドリブル練習


②リフティング練習


この日は月に一度のリフティングテスト。
アップとボールコントロールをかねてテストの準備。
本番に向けての意識を作っていくのも練習です。

③1vs1キープ
試合に向けてドリブルとフェイントの感覚を研ぎ澄ませます。

④1vs1シュート

ドリブルシュートではゴールが見えたら失敗を恐れずに打ってみることが大切です。
失敗したら、修正すればOKです。
また、ここでもフェイントを仕掛けることを意識してもらいます、ドリブルで相手を抜くことができなくてもシュートチャンスを作れることを体感してもらいます。

⑤ゲーム

コート三分の一で試合です。
いつもより人が密集するので、その中でどれだけ正確なドリブルやパスができるか、自由にプレーできるスペースを見つけるかが試されます。
高学年低学年関係なくプレーしてもらいましたが、学年差でプレーを諦めることなく、それぞれ自分の出来るプレーをしていました。

⑥リフティングテスト

テストがうまくいった人もうまくいかなかった人も、きちんと「ありがとうございました」と言って気持ちよく終えました。
次はもっとうまくなってるはず、皆の成長が楽しみです。



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2012年9月19日水曜日

9月18日練習

こんにちわ、鷺沼校コーチの後藤です。

この日は雨あがりの虹が見えていました。(写真だとウッスラしか確認できない)

突然ですが、子ども達が試合で実力を出せるかどうかはどこで決まるでしょうか。
色々考え方はあると思いますが、心の面が大きく関わっていて、どれだけ自分なら出来ると自分を肯定できるかが重要です。

サッカーの練習や学校、そして家庭でも、否定されたり叱られたり低い評価を与えられると自己評価が下がり、色々な場面でどうせ出来ないという気持ちになってしまいやすくなります。

クラブチームでは大会で勝たねばならない、学校教育では良い成績のクラスにしなければならない、家庭では子どもはこうあって欲しい、等々、大人の評価軸で子どもを見るのではなく、子どもの感情に寄り添って見守っていくと、子どもは自分は感じること・考えることはこれでいいと思える様になります。

プレッシャーのかかる試合でも自分を信じて頑張ろう、となるわけです。

もちろん、禁止しなければならない危険なこともありますし、毎日の付き合いの中では叱る時もあると思います。
私もコーチをしている時は、「~したら駄目」という行動を注意することで子ども達の自尊心を傷つけないように、「ここでは~するのがルールです、~してください」など事実を伝え次の行動の選択肢を与えるようにしています。
いつもうまくいくとは限りませんが(汗)
 
さて、今回の練習メニューです。

U7
①アップ
ランニングとボールドリブルを組み合わせたアップです。
コートにはサギヌマ一周コースと東京一周コースが用意されました。
皆早く走り抜けられたかな。

②ボールタッチ
一定の枠の中でドリブルしながら、コーチの足にボールを当てます。次に攻守交代で、コーチにボールを取られないようにドリブルで逃げ回ります。

③ボールキープ
1VS1でボールを取り合います。
ボールを取ったら、すぐにドリブルして的に向かってシュート。
この日はフェイントを使って相手の反対側を狙ってみました。



④パス練習近くにいる相手、遠くにいる相手、距離に合わせて力加減を調節してパスできるでしょうか?
単に蹴るだけでなく、相手が取りやすいパスってどんなものか、考えてみましょう。

⑤シュート練習
横から転がってくるボールをゴールに向かってシュートします。
狙うはサイドネット!
そして強いシュート!!!

⑥ゲーム


U10
①アップ、ドリブル練習

普段練習しているフェイント練習の成果を出していきます。
その場でのフェイント・コーンを敵に見立てたフェイントと、実際の人に仕掛けるフェイントでは感覚が全く違います。

②1vs1
①では練習、今度は本番で実際の1vs1のシチュエーションを作ります。
ルーズボールを取り合い、そこからシュートまでしてもらいます。
フェイントを仕掛けて相手をドリブルで抜いてシュートする、ここまでワンセットで行います。

③2vs1②の練習では中々できなかったドリブルも味方がいることで簡単になります。
パスの選択肢が増えることで、ディフェンスは難易度があがります。
人数が変わることでどう展開が変わるか感じてもらいます。

④2vs2
今度は攻めきるだけでなく、攻守の切り替えも必要になります。
攻めることで守りのリスクが増えること、守ることから攻めに転じること、どのエリアでフェイントやドリブルをしかけるのか、徐々に体得していってもらえたらと思います。

⑤ゲーム

この日は学年別ボールではなく、全員で同じボールを追いかけました。
最大3つのボールにどう対応するか。
攻守の切り替え、常に周りに気を配る集中力。
雨の中、みんなよく頑張りました!


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2012年9月12日水曜日

9月11日練習

こんばんわ、鷺沼校コーチの後藤です。

最近の教育界ではイジメの問題が大きく取り上げられていますね。

サッカーの現場でも、子どもの中には自分の思い通りにならないことで友達にあたってしまうこともあります。
あたられた側は傷ついてしまい、イジメの構図が出来上がってしまう訳ですが、小学生の年代では心理的に他人を思いやるよりも自己優位性(優越感や自尊心)を満たす方が先にあります。

また、もしこう言ったら相手はこういう風に傷つくだろうという仮定の思考も12歳ぐらいで出来てくるとも言われています。
よく子どもは正直で残酷だと表現されますが心が育つまでは、大人が自尊心をシッカリ認めてあげて人を思いやれる余裕を持たせてあげたり、相手の気持ちを考える手伝いをしたりしないといけませんね。

サッカーは手ではなく、わざわざ失敗しやすい足で行うミスの競技です。
そしてチームメンバーのミスをどれだけカバー出来るかの助け合いの競技。

スポーツだけど、友達関係など日常に還元できることがたくさんあります。
集団競技ならではの人間関係を体験していって欲しいです。
 
さて、今回の練習メニューです。

U7
①アップ

ボールを色々な動作をしていきます。
小さいうちはボールが上空から降ってくるのは怖さが強いので、ワンバウンドキャッチで慣らしてから顔より高い位置のボールをキャッチするような動作に移って行きます。

②ボールタッチ
一定の枠の中でドリブルしながら、コーチの足にボールを当てます。
出来てきたら、今度はコーチの股抜きを狙っていきます。

前回よりたくさん得点出来たかな?

③ボールキープ
一人一つの転がったルーズボールをまずはキープ。
ボールを取ったら、すぐにドリブルして的に向かってシュートします。
出来てきたら、友達とスピード競争、ボール一つを二人で取り合うなどレベルを上げていきます。


④シュートゲーム
複数のコーンをドリブルでよけてから、指定のゴールへシュート。

今回は、コーンに当たったらシュートせずにやり直しの設定です。
ゆっくりでもいいのでボールを確実にコントロールしてみましょう。
⑤ゲーム

 

U10
①アップ、ドリブル練習


②パス練習基礎

パスをした後、必ずパスを出した相手の後ろまでダッシュします。

足を止めずに動くこと、パスを出した足で次の一歩を踏み出すことで攻守の切り替えが早くなります。
③パス練習応用
パスのレーンを3箇所作ります。

パスを出した後、どのレーンに並んでも良いことにします。
しかし、周りをよく見ないと人のいないレーンが出来てしまいます。
皆で助け合いながらパスが続くようにしていきます。

④2vs2
ディフェンスは一定の距離までしか移動できません。

シュートコースを塞がないとオフェンスは直ぐにシュートを打てます。
ディフェンスはポジショニング、オフェンスは直ぐにシュートを狙うこと、そしてロングシュートの練習です。
ロングシュートを打てない時は、ディフェンスを崩してからショートレンジでのシュートを狙います。
⑤ゲーム
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2012年9月5日水曜日

9月4日練習

こんにちは、鷺沼校コーチの後藤です。

子どもに携わっているとつねづね自分のしていることが正しいのか不安になってきます。

色々な育児方法を学び、時に人とシェアし、そして現場で実感し、、、
学んだことがそのまま上手くいくことの方が少ないですが、自分の進歩が子ども達の支援に少しでもつながっていると信じて努力を続けるのみです。

そんな私が参考にしている言葉の一つを紹介します。

デンマークサッカー協会の「子どものサッカー10ヵ条」

子供達はあなたのものではない
子供達はサッカーに夢中だ
子供達はあなたとともにサッカー人生を歩んでいる
子供達から求めあられることはあっても、あなたから求めてはいけない
あなたの欲望を、子供達を介して満たしてはならない
アドバイスはしても、あなたの考えを押し付けてはいけない
子供の体を守ること。しかし子供達の魂にまで踏み込んではいけない
コーチは童心になること。しかし、子供達に大人のサッカーをさせてはいけない
コーチが子供達のサッカー人生をサポートすることは大切だ。
しかし、自分で考えさせることが重要だ
コーチは子供を教え、導くことは出来る。
しかし、勝つことが大切か否かを決めるのは子供達自身だ

サッカー指導のシーン以外でも大切なことがあるように感じます。

さて、今回の練習メニューです。

U7
①アップ

ボールを使っただるまさんが転んだ。


②ボールタッチ
一定の枠の中でドリブルしながら、コーチの足にボールを当てます。
ドリブルとキックの技術を磨きましょう。
出来てきたら、今度はコーチの股抜きを狙っていきます。


③ボールキープ
一人一つの転がったルーズボールをまずはキープ。
ボールを取ったら、すぐにドリブルして的に向かってシュートします。
出来てきたら、友達とスピード競争、ボール一つを二人で取り合うなどレベルを上げていきます。


④シュートゲーム
複数のコーンをドリブルでよけてから、指定のゴールへシュート。
これも友達と競ってスピードアップを目指します。

⑤ゲーム

U10
①アップ、ドリブル練習


②ゲーム

コーチは時間とファールのルールだけ確認して、子供たちで相談してゲームの内容を決めてもらいました。
ふだん、進行役でない人がまとめ役をかってでたり、集中力のない子も友達に声を掛け合ったりしていました。
サッカー技術とは直接関係ないかもしれませんが、集団スポーツには欠かせないコミュニケーションだと思います
③ゲーム2
②で行った自分達だけのゲームで反省点を話してもらいました。
それをもとに、コーンで作ったゲートを通らないとシュート出来ないルールにアレンジしました。
視野を広げてパスを意識します。

④パスゲーム
③でパスの質や受け手のポジショニングが課題になりました。
敵のいないパスゲームでは、ミスは敵のせいではなく自分達の問題であることが解ります。
パスが通ってきたら、止まらないで歩き続けスペースを見つける事、ディフェンスなしからありにすることで難易度をあげます。

⑤シュート練習
バー当て。

⑥ゲーム












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